Miho Museumを出て、知り合いの信楽秋の窯元「楽斎窯」さんにお邪魔しました。
信楽焼きといえば狸の置物を思い出す方も多いでしょう。
信楽は焼き物に良い陶土がたくさんあり、742年、聖武天皇の頃に窯が築かれました。当時は宮廷の瓦作りりが行われていたようです。
室町時代には茶湯の中心として発展した、京都や奈良に近いため、茶陶信楽焼きが発展してきました。
今回お邪魔させていただいた「楽斎窯」さんは初代より、茶陶の名人とうたわれた窯元で、今は五代楽斎さんが継がれています。
信楽焼きの特徴は、素地が粗く、細かい石粒が多く含まれ、溶けて白いブツブ...